最近、名駅界隈の再開発が進み、新しいビルが次々に建っています。
最新の高層ビルはセキュリティーがとても厳しい上に納品経路がとても複雑になっており、私どものような納品業者には頭の痛いところです。
中には「立体駐車場をグルグルと延々上った14階に納品受付があり、書類に記入した後、駐車券と引き換えにセキュリティーカードを渡され、そのカードを使ってセキュリティーを通り、エレベーターで1階分だけ上がり、そこの警備員さんに声をかけて許可をもらって入った先にあるエレベーターで希望の上階まで登って納品する」というとてつもない時間と手間がかかるビルもあります。納品受付の方も具体的な経路を知らなかったようで、納品の後に「大変でしたよ」と声をかけると、「どうやって行けたのか教えて欲しい」と尋ねられました。
名駅地区は路上駐車が絶対にできませんので、ビルの中にある納品口まで車で入って行くことになります。その際、納品中の駐車料金が必要なビルが結構あります。私の場合は長くても30分程度ですのでわずか数百円ではありますが、納品業者から駐車料金を徴収するという考えに最初は戸惑ったものです。
リニア開通に向けて名駅はまだまだ開発が進むと思われ、胡蝶蘭屋としてはオープンや事務所開き、移転などのお祝いの需要が続くのは大変嬉しいことです。納品しやすい構造と駐車料金のかからない納品口を持ったビルがたくさん建つことを願っております。