胡蝶蘭まめ知識

[胡蝶蘭のお手入れ方法]
胡蝶蘭は決してお世話が難しい植物ではありません

胡蝶蘭の原産地は東南アジアです。
■置き場所について
①温度
15℃以上を保てる室内に置いてください。最も良い条件は18℃から25℃の間です。日中と夜間の温度差は小さい方が好ましいです。
胡蝶蘭もやはりお花ですので、温度が高い方が咲き進むスピードが早くなります。逆に温度が低めだとゆっくりと進行していきます。
②湿度
日本の気候でしたら湿度の心配はあまりありませんが、冬場の暖房による乾燥には注意してください。できれば湿度40%以上が良いようです。部屋が乾燥している時は、花に直接霧吹きをせず加湿器などで湿度を上げてください。
③光
日陰・半日蔭を好みますので直射日光は避けていただきたいですが、カーテン越しの光が入るなど明るい場所においてください。夏は60%、冬は30%の遮光が目安です。
④風
風はなくていいですが、空気がよどんだ閉め切られた空間より、いつも新鮮な空気に入れ替わるような場所がいいでしょう。
特に夏場は風通しがよい所に置いてください。
冷房や暖房が利いたお部屋で構いませんが、その風が直接当たる場所はよくありません。

■水やりについて
胡蝶蘭は多くの場合、1株ずつ苗ポットに入っています。そして複数の株を陶器などの化粧鉢に寄せて出来上がっています。ミズゴケやウッドチップなどの植え込み材が乾いても、根っこが収納されているポットの中が乾いていなければ問題ありません。しかし、ポットの中が湿っているかどうかは確認しにくいですので、やはりミズゴケなどの乾き具合を見て判断をするのが良いでしょう。乾いていたら1株ずつポットの中に染み渡る程度の量の水をかけてください。下に受け皿を敷いている場合、受け皿に水をためないでください。根腐れの原因になることがあります。
水やりの頻度は季節やお部屋の冷暖房の状況にもよりますが、夏は2週間に1回、冬は3週間に1回くらいが目安です。

■肥料について
胡蝶蘭は基本的に肥料は必要ありません。

■花が終わった後の管理
花が終わったら、根元から数えて3~4節を残してその上で花茎を切ると数か月後に花が咲いてくれることがあります。
切った後の管理は、上記のような咲いている時と同様の環境と水やりで大丈夫です。
秋から冬にかけて花芽が出て、春になって開花するケースが多いようです。残した節から花芽が出ることもありますし、根元から新たに花芽が出ることもあります。
胡蝶蘭をお祝いでいただいた際に管理が難しいと負担に感じたり、花が終わった後にもう無理だと捨ててしまったりする場合が多いようです。一般的に、胡蝶蘭を咲かせることはとても難しいというイメージが定着してしまっているからだと思いますが、実はそうではありません。次の開花までに数か月という期間がかかるということ以外は、非常に簡単で丈夫な植物です。水やりも少なくてよく、人間が通常すごす環境に一緒に置いてやればいいだけです。株が生きてさえいれば1年の内のどこかのタイミングで花芽をつけて再び花を見せてくれます。「放っておいても毎年咲くよ」とおっしゃるお客様もおられます。
胡蝶蘭はあの立派な姿になるまでに数年間もの期間、農家の方に大切に育てられてきております。だからこそ貴重であり高価なのですが、またそれゆえに丈夫でもあります。ぜひ次の花芽に挑戦してみてください。

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